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月経が辛い、体のサインを見逃していませんか?~子宮腺筋症の体験談~①

生理の量が増えた、生理痛が酷くなった、貧血が続くなど…当てはまる症状はありませんか?私が子宮腺筋症という病気を体験しました。発信することにより皆様の役に立てればと記事にします。

 

1.月経の異常が現れる
2.健康診断で付加検診
3.病名発覚後の決心

 

1.月経の異常が現れる 

月経が始まってからイライラするとか、月経痛が酷いとかは無縁女子でした。それが、さかのぼること、3~4年前くらい30代後半に差し掛かった頃に月経の量が多くなり、毎月、初日の朝はしばらく立てないほどの貧血の症状があらわれて年々酷くなってきました。月経痛も鎮痛剤が効かないし下腹部に膨らみを確認していました。しかし能天気な性格ですので当初は体質が変わったのかなと思って毎月耐える生活を続けていました。年を重ねるごとに酷くなり、貧血により仕事に支障が出たりしたので、会社に迷惑はかけられない思いから健康診断で付加検診をしました。


2.健康診断で付加検診 

2019年6月に健康診断を受けました。子宮検診の診察台って怖いですよね、ガチガチに緊張して体に力が入って、先生に力抜いて下さいって何度も叱られました。やっと力が抜け診察、3秒くらいで「紹介状書いときます」って!毎年一般健診は受けていますが何一つ悪いところが今まで無かったので、その場で言われたことに驚き言葉が出なく、最大限出した言葉が「はい」でした。そこからの結果報告待ちの、2週間くらいが長い日々でした。気になるし早く病院行って治したいしと思いながら…しかし紹介状が無い初診は5,000円くらいお金取られちゃうので我慢しました。結果と紹介状が郵送され早速、婦人科に予約を取りました。もう一度緊張しながら検診を受け病名が子宮腺筋症でした。子宮自体は筋肉で出来ていて、その筋肉に子宮内膜が増殖するとの事。自己調べで恐らく子宮筋腫だと思い込んでいたので、なにそれって感じでした。
先生から妊娠を望むなら薬物治療で鎮痛剤と鉄剤で付き合って閉経を迎えるか、妊娠を望まないなら子宮全摘手術をするかでした。私の場合、増殖が大きく膀胱や腸にも癒着している可能性があるので摘出が最善かもしれないとおっしゃっていました。


3.病名発覚後の決心 

友達にも相談したりしました。残した方が良いという意見が大半でしたが、私の中ではこのまま辛い状態が10年以上続くなら取ってしまって楽になりたいという思いしかなかったです。妊娠も望んでいないとは言い切れませんでしたが、独身で不自由はしていませんでしたし結婚願望もなかったので心は決まっていました。手術なんてしたことなければ入院ですらしたことなかったので不安と恐怖を払拭する覚悟を決める方が大変でしたね。

 

~まとめ~

1. お腹に堅いしこりがあるのを感じたら(肥満ではないので)早めに婦人科に受診してください

2. 35歳以上の女性は2年に1回、胸部と子宮検診が無料で付加できるので受けてください

3. 子宮腺筋症は30歳~40歳の女性10人に1人くらいの頻度で発生する疾患です

 

~続きは次回~

1.手術を決意した後、手術までの治療

2.入院の準備

3.限度額適用認定と高額療養費 ※お得情報ありをお話ししたいと思います。